初めてやるPC-88版ハイドライド!#4 実はカセットテープだった?
ハイドライドってどんな形で売ってたのかな?
みなさん、PC88版ハイドライドみてくださってますか?
今回は4回目の動画です。
現在配信しているのは、Switchで展開されているプロジェクトEGGさんのEGGコンソール、PC88版ハイドライドになっています。
なんかややこしいですね💦
プロジェクトEGGさんは、レトロゲームを現在でも遊べる形に配信されている会社で、Switchではコントローラーでできるように改良してリリースされています。そのおかげで、PC88版のハイドライドがSwitchでできるわけです。コントローラーでできるって大事ですもんね。
でも、このPC88版、フロッピーディスクで販売されていたわけですが、今ではほとんど見ることがなくなりました。中古家電なんか扱っているところのジャンクコーナーを見ると、たまに古いワープロなんかがあって、フロッピーディスクだったりしますがそれぐらいでしょう。
ですがです!フロッピーディスクどころじゃない方法でも販売されていたんです。それがカセットテープ。
え?って思うのも当然ですよね。カセットテープももう見かけませんが、これがデータの読み書きに使われていたなんて、とても信じられないですから。
カセットテープで読み書き?
今のパソコンはHDDやSSDなどを使ってデータを読み書きしています。もちろん、CD、DVD、ブルーレイなんかもありますよね。主流はダウンロードになりつつはありますけど。
ところが、このハイドライドの時代は、フロッピーディスクが当たり前。HDDは高級なうえに故障も多く使えなかったそうです。それも容量はほとんどないので、家庭用機器にはまだまだ実用レベルとしてリリースされていなかったといってもいいでしょうね。
それです。フロッピーディスクの前は、磁気テープってものがあったそうで。古い映画で紙のテープがどどどどって出てくるシーン見たことないですか?でも、大量のデータを扱うには、不便だったのです。
そこで出てきたのが、カセットテープだったらしい・・・って思うと、なんでって思いません?あれにどうやって記録するんだろうって。実はFAX・・・もう見かけなくなってきましたが、受信すると「ぴーひょろひょろ」って音がしてたの覚えてる方もいらっしゃいませんか?あれと同じ原理でテープに録音していたそうです。それがデータとして使えたって寸法。
何ともすごいことですね。でも扱えたのは、本当に微々たるデータ量だけで、雑音が入るとデータが読めなかったらしい・・・そう思うと、すごい方法を使っていたのかもしれません。
ハイドライドもこんな機種でカセットテープ使ってました
参考:シャープX1
実はPC88はテープでリリースされていません。フロッピーディスクのみでした。
ところが続くシャープのX1シリーズや下位にあたるPC-6001mkⅡ版、マイクロソフトのMSX、MSX2はテープでリリースされていたそうです。
それ以降の富士通のFM-7などはフロッピーディスクだったらしいですけどね。
カセットテープを使っているところは、もちろん見たことはありません。
でも、どんな感じだったんでしょうな。
ちょっと気にはなりますが、あと10年もしたら、知らない方法が出ているのかもしれませんね。
こんなハイドライドからまつわる話もいろいろと揚げてますので他の記事も見に来てね☆